いつもありがとうございます😊
あかりです。 noteに挙げているセッションレポートをこちらでもご紹介します。
✼••┈┈┈┈┈┈••✼
(こちらはご相談者様のご厚意にて、セッションをレポートとして掲載させていただいています。)
「お馬さんが大好きなんです!」目をキラキラと輝かせ、笑顔で話されたご相談者さま(以降Dさんとします)。
ふとしたアクシデントが大けがになり、しばらく安静しなければならなくなったとき、Dさんはセッションにいらっしゃいました。「ずっと自分と向き合ってきたんです」一人向き合っていると、涙が止まらなくなったり、怒りが収まらなくなったり、心がジェットコースターのように上下しながらも、必死にご自分を癒そうと頑張ってきたDさん。しかし、やはりお相手のことを抜きにしては向き合えない…そんな思いが募っていたようです。
実は、大けがをしたころに、お相手との仲もうまく行かなくなりサイレント期に入ってしまったのです。自由な体、お相手、諸々を失ってしまい、世界の果てに落ちてしまったような絶望を味わっていたDさん。どうして、こんなに辛い思いをしなければならないのだろうか…彼と今世出会ったのには、どんな意味があったのだろうか。そんな様々な想いの中、セッションは始まりました。
優しいお馬さんが…
Dさんは当初、ヒプノセッションで潜在意識にきちんと潜れなかったらどうしよう…と、心配されていました。実は、心の傷が大きくまだヒプノをする時期でない時、セッションをしても真っ暗なまま先が見えません。また、セッションへの不安や疑心暗鬼がある場合も、そのようなことが起こります。Dさんも、始めは暗い中怖い…と感じていましたが、次第に光が見えてきます。かぐわしいお花の香も感じられてきます。
その中で、さらに驚いたことに…真っ白いお馬さんがDさんを訪れたではありませんか!私がチャネリングしたとき、そのお馬さんはやや不安が残るDさんにお鼻をスリスリしてくれている懐こさも入ってきました。カワイイ🥰「大丈夫だよ。そのままでいいよ」そんな温かいメッセージをDさんに届けてくれ、Dさんも少し落ち着いてきます。
「そのままでいいんだよ」
「大丈夫だよ。そのままでいいんだよ」なぜお馬さんはそんな言葉を届けてきたのでしょうか。
実はDさんは、彼に対して幼少期から確執のあったお母さんに対して、さまざまな悲しみと複雑な想いが去来していました。
悲しみが蓄積して臨界点を超えると、大きな怒りとなり爆発します。Dさんは、本当に傷ついていました。そして、怒りで胸がかき乱されるたびに、心優しいDさんはご自分を責めていました。人を恨んだり責めたりする自分は最低だ、そんな自分は幸せになってはいけない…。そう…、DさんがDさんご自身を裁いてもいたのです…
お馬さんはそんなDさんを、「そんなことは不要だよ。自分を責めなくてもいいよ。」優しく、Dさんを諭します。そして、「これから見たこともない素敵な世界に行くんだからね」とハートで会話を続けます。
「Dさん?見たこともない素敵な世界って、どんな世界なんでしょう?」Dさんも、ワクワクしています。
そうして、お馬さんのいざないのもと、魂の旅は進むことになりました。
飛んだ先は、…中世が終わり、近世へと時代が大きくうねりをあげる前のフランス…でしょうか。
廃墟と化した街
Dさんは、可愛い8歳ぐらいの女の子でした。
「え?街がないんです…」
なぜでしょうか。いえ、街らしき形跡はあるのですが、人気(ひとけ)がないのです。Dさんとお馬さんは用心深く、ヒントとなるものを探します。しかし、一枚の写真が見つかったほかは、女の子のご両親も村人も誰一人見つかりませんでした。その写真に写っているのは、40歳ぐらいの小太りのおじさん。キリッとしていますが、怖くありません。
「おじさんを探してみましょうか。」
その村は、炎に包まれて、廃墟と化した場所でした。女の子はどうするの?どうやって生きていくの?
おじさんを探すべく、時を進めます。
この子だけは守らなくてはいけない。
マルシェ(当時の市場)におじさんがいました。おじさん…独りぼっちになった女の子を引き取り、大切に育てていたのです。
女の子のご両親は、ネグレクトに近い形で、この少女にかかわることはしませんでした。火事の原因を知っているのは、このおじさんだけ。でも、おじさんは何も言いません。
一つだけ、「この子だけは守らなくてはいけない。この子の魂にも尊厳があるのだということを、いつかわかってもらいたい」強い意志が入ってきます。
赤の他人のおじさんが、なぜここまで少女を育てたのでしょうか。
この少女は、生まれてきたのに、葬り去られようとしていた命でした。
おじさんは、それはそれは、熱い思いがありました。「この子がちゃんと生きて来たという記憶をなきものにしてはいけない。最初から君はこの世界に生まれてよかったのだよ。」
セッション後あかりはDさんに尋ねます。おじさんがDさんに一番伝えたかったのは何だと思いますか。
Dさんは、静かに答えました。「私と言う一個の人間を、人として尊厳を認めてほしいのだと思います」
Dさんは、お母様のとの関係で、ご自身を否定し続けてきました。お母さんが辛いと、「私がお母さんより幸せになってはいけない」と不幸でいるご自分を選んできたのです。大好きなお母さんが一番幸せであってほしいから…幼少期からお母様の苦労を見てきたDさん。だからこそ、お母さんの苦労を自分が肩代わりできたら…そんな思いもあったのでしょう。
Dさんには、夢がありました。まだ見たことのない領域でした。それは、
「家族は温かい」と言う感覚を体験してみたい。家族のなかに安心感を得たいこと、家族という温もりがほしいこと。
しかし、それすら自分は成し遂げてはいけないと思っていました。
だって、それは私には未知の世界で…。今の(今世の)この家族だったら、天涯孤独でもいい。そう、Dさんは夢を見ないようにしていたのです。
しかし、「あなたの尊厳を認めていいんだよ」そう言って過去世の少女を育て上げてくれたのが、このおじさんでした。あかりは、このおじさんは、Dさんの守護霊様ではないかと思っています。お馬さんもおじさんも、Dさんをつきっきりでサポートする愛でしかない存在…。
本当は何を望んでいたの?
さぁ、では最高に幸せな過去世へ時空を超えます。そこには、確かにお相手と幸せになっている世界が広がっていました。また、Dさんを立派に育て上げたおじさんが目を細めて満身の笑みで、彼女の家族を見つめています。
少し複雑な気持ちになったのでしょう、Dさんは過去世で彼女と幸せになっている彼に質問をします。「あなたは幸せなのに、私はどうしてこんなに辛いの?あんたはなぜこんなに幸せなの?」
間髪入れずに帰ってきた彼の答えは、「望んだから?でしょ?」
彼は、幸せな結婚を望みました。だから、この世界が広がっているのです。じゃあ、今世のDさんは?
わかってきたことがありました。Dさんは、確かに幸せな結婚を望んでいました。にもかかわらず、同時に、「私にはムリだ」の思いもあったのです。彼女のなかには、無意識に家族を作ることも、結婚することも、無理だと思っていたのです。それは、ご両親を見てきて、「結婚は不幸だ」と知らず知らずのうちにインプットされていたからでした。
Dさんは、顕在意識では幸せな世界を望んでいたのです。確かに、潜在意識では「無理だ」という思いとが、相克した人生でした。それでも、彼と出会ったとき、純粋に「初めて家族になりたいと思った」のです。しかし、その想いに、ずっと蓋をしてしまっていたのも、「無理だ」という潜在意識でした。
素直に望んでいい。自分を表現していい。
過去世の彼からのメッセージは、とても力強いものでした。
「なぜ我慢するの?なんでも素直に望んでいいんだよ。遠慮しなくていいんだよ。自分の気持ちを表していいんだよ。」あなたが見たい世界を望むだけ見てもいいのだと。…これ、過去世で少女だったDさんを無償の愛で育て上げたおじさんも、そしてお馬さんもまったく同じことを言っていたのですよね😊
「遠慮しないで、望むものは望んでいい。自分を表現する。」これからもDさんの背中を押す、ソウル・ワードとなりそうですね😊
Dさんの魂の変容の旅は、まだ始まったばかり。熱いエールをお送りしたいと思います。
本日も最後までありがとうございました。